今年も美味しい新そばの季節がやって来ました。11月18日(土)と19日(日)の二日間にわたり秋保市民センターで「秋保新そば祭り2023」が開催されます。美味しい秋保在来の新そばに加え、18日には「学生そば打ち選手権」、翌19日には「全麺協そば道」三段位認定会が開催されます。また会場では秋保地区の産品を販売するマーケットが併設されます。皆様のご来場をお待ちしています。
9月2日(土)と3日(日)の二日間にわたって東日本支部主催で「高段位者技術研修会」が行われました。全麺協本部からは全国各支部に出向いて指導に邁進している、指導普及部長 井敏朗理事 をお招きし更に指導者として東日本支部芳田支部長と柏倉副支部長が加わり今回の開催に漕ぎつけました。
会場となった所は仙台市南に隣接する名取市閖上(ゆりあげ)に、環境省により設置された、「みちのく潮風名取トレイルセンター」で行いました。
青森県八戸市の蕪島から南は相馬市の松川浦まで海岸に沿って歩く全長1,000Kmに達する歩道とその設備です。
東日本支部の4段から5段までの高段者が十数名練習に集まり熱心に井指導普及部長の解説に聴き入ります。
8月5日(土)と6日(日)の二日間にわたって「全麵協東日本支部」が秋田県横手市と共催で上記「そば大学 in 横手」が開催されました。これは全麺協の空白地帯であった秋田県に初の五段位が誕生した事からこれを記念して実施されたものです。
初日サテライト会場にて(中学生向けへの特別会場)
5日の初日午前中はそば大学に今回特別講演者として2016年のノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典博士をお招きしており、横手市の希望で、せっかくの機会に出来るだけ大勢の中学生に講演を聴いて貰いたいとの要望で横手市民会館で行うこととなり本会場より大きなサテライト会場となりました。
「これからの世界は君たちの手に ーいろいろな生き方を探るためにー」と題して受賞した研究対象のオートファジーの仕組みを説明します。
講演のあとでは多くの活発な質問があり30分以上にわたり丁寧な応答が行われました。
第1日 8月5日(土)の午後は本会場の横手市浅舞地区交流センターへ移動していよいよ「そば大学 in 横手」が始まります。
壇上に並んだ役員ならびに来賓、左から開会の挨拶をした芳田東日本支部長、赤羽専務理事、中谷理事長、演壇を挟んで大隅博士、横手市長代理それに鵜飼日麺連名誉会長です。
冒頭藤本横手副市長から市長祝辞披露があり引き続き、講演1中谷理事長の「全麺協の活動について」、講演2鵜飼良平氏「上野藪そば三代目そば屋のおやじの独り言」、講演3農研機構フェロー河部暹氏の「手打ちそばと海外交流」があり、その後再び大隅博士の特別講演「オートファジーになに?ー生きるためのリサイクルの仕組みー 」 と題した講演がありました。
鵜飼日麺連名誉会長の講演はご自身の著書等を紹介しながらの説明でわかり易く好評でした。
第1日のプログラムが終了した夕刻、今回参加した皆さんと一緒に交流会が開催されます。
第2日 8月6日(日)
前日に引き続き講演4は赤羽専務理事による「そば打ちを科学する」、講演5は農水省東北農政局園芸特産課千葉芳信課長から「そばをめぐる状況について」、講演6は宮城手打ちそば研究会柏倉代表の「そばにおけるちょっとした話題」と続き、秋田手打ちそば研究会佐藤代表の閉会挨拶です。
閉会挨拶のあと花束を受け取る佐藤晴夫秋田手打ちそば研究会代表
終了後の昼食は参会者の皆さんに、応援に駆けつけた宮城手打ちそば研究会の有志によるそばの提供があり喜ばれました。
7月1日(土)と2日(日)の2日間にわたって、4年ぶりにそばフェスティバルが開催されました。初日は「全麺協認定 初, 二段」の認定会2日めは「杜の都仙台そば打ち名人大会」です。また両日に渡って打ちたての秋保在来のそばを提供し来場した観客の皆さんに好評でした。また場外で恒例の秋保の生鮮産品を販売する市場が開かれ大いに賑わいました。
初日(初二段認定会)
初段の認定会の開始です。参加者19名が二組に分かれて行われます。
初、二段の結果待ちの間、井敏朗12代名人のデモ打ちに熱心に見入ります。
初段、2段の中で技術の優れた参加者に其々3名に敢闘賞の授与がありました。宮城手打ちそば研究会の松田会長から授与されます。
二日目(杜の都仙台そば打ち名人大会)
今回の「杜の都仙台そば打ち名人大会」は11月に福井市でおこなわれる「素人そば打ち名人大会東北予選」をも兼ねることになります。
講評並びに技能優秀者、東北予選通過者並びに「杜の都仙台大会そば打ち名人」が発表されます。
今回の「仙台そば打ち名人」に選ばれた大内卓さん。福井市で開催される「全日本素人そば打ち名人大会」には大内さんを含む3名が今回の予選を通過し出場することになりました。
今回の大会では仙台一番町そば塾、亘理山元そば塾、福島そば打ち会、いわきそば塾、青森県そば研究会秋保総合支所、秋保町内の皆さんなど大勢の方々から会場の運営などにご協力を頂きました。お陰様でで無事大会を終了できました。篤くお礼申し上げます。
来たる7月1日(土)と2日(日)の両日にわたり題記の様に「仙台市秋保そば道段位初段と二段の技能審査認定会」と「杜の都仙台そば打ち名人大会(全日本素人そば打ち名人大会東北予選)」がそれぞれ開催されます。参加を希望される人は添付の書類に記入の上事務局まで送付してください。多数のご応募をお待ちしています。
ASEANと日本友好50周年を記念して日本食、それも「手打ちそば」をテーマにジャカルタのASEAN本部でそば打ちを披露して来ました。ご存知のようにASEANは東南アジア10ヶ国が参加しており設立を主導したインドネシアの首都ジャカルタに本部があります。インドネシア日本大使館とは別にASEAN代表部があり12月22日に紀谷大使がホストとして、タイのウラワディー代表以下カンボジア、ラオス、シンガポール、韓国それにASEAN事務次官以下合計160名の錚々たる方々に参加をいただきました。また現地のマスコミ4社が翌日の記事の取材に訪れれなど盛況でした。
来客と歓談する紀谷大使 試食では森田公邸料理人の天ぷら、高知県シンガポール事務所から昆布茶とゆずジュースが振る舞われそばに劣らず大好評でした
全麺協赤羽専務理事がそば打ちのデモンストレーション中来客にそば打ちの指導をします
12月24日には太平洋戦争後インドネシアに残り独立を支援した日本兵の2世3世の集まりである「福祉友の会」主催で手打ちそばの実演と試食会がジャカルタ市内にある同会の会館で行われました。こちらにはプライベートで駐インドネシア金杉大使とご家族の参加をいただき2世3世の皆さんには本格的な日本そばを味わってもらい大好評で大いに喜んでくれました。
コロナを乗り越え3年ぶりの「仙台秋保をばフェス2022」が6月11日(土)と12日(日)の両日にわたり3年部ぶりに開催されました。初日は全麺協段位認定会で初段、二段の審査が行われました。
開催の途中地元のテレビ局がそば打ちを体験したいと訪れました。
今回の参加者は高校生7名を含む初段17名、二段7名全員合格と言う結果でした。二段の審査では92歳の大久保さんが余裕を持って堂々の合格です。
二日目は麺協東日本支部主催、仙台市の共催で第1回「杜の都そば打ち名人大会in秋保」です。この大会は福井そばルネッサンス推進委員会が主催する「日本素人そば打ち名人大会の東北予選会」を兼ねるものです。審査員長に鵜飼良平氏、中谷信一特別審査員、落合輝美、井敏郎そして川野辺豊子の各歴代名人の顔ぶれです。
東北予選会で出場した44名から十勝蕎麦倶楽部の加地豪さん等3名の方々が名人大会の出場権を獲得しました。
第1日目 市民に開放の公開講座
5月14日(土)と15日(日)の二日にわたって全麺協主催の「そば大学in仙台」が仙台市青葉区にある日立システムズホール仙台で開催されました。
当日は主催者である全麺協理事長以下役員の方々、受講者は北海道を始め沖縄県からも大勢に方々の参加がありました。
14日の初日は一般市民にも開放されます。中谷理事長の登壇に続き共催の郡和子仙台市長にも挨拶を頂きます。
更に続いて仙台出身のシンガーソングライターさとう宗之さんの歌と語りで会場を和やかに包みます。
市民公開講座の三番目に東北大学国際災害研究所所長の今村文彦教授に今後起こりうる地震、津波に対する心構え特に災害発生時のいのちの危機に対して、正しい判断の大事さや非常食の問題にどう対処するか実例を示し貴重な講演を頂きました。
最後に前秋保総合支所長の槻田さんから「秋保地区におけるそば振興」と題しご自身が自ら関わった、自然に恵まれた秋保のそば栽培や生産拡大、生産組合における種々の取り組みについて興味深い話がありました。
第2日目
いよいよ本題の四段位と五段位の認定講習会です。始めに中谷理事長の「一般社団法人全麺協30年の歩みから」と題する旧利賀村から始まった23市町村会員を擁した発足当時から一般社団法人化に至る道筋の説明がありました。
引き続き令和4年度の「地域振興事例」として北海道支部から西日本支部の5支部から各地の活動状況が発表されました。
「沖縄やんばる手打ちそば倶楽」宮城久美子さんの初段・二段位認定会沖縄大会の口演
引き続き第4講「五段位受験に向けた取り組み」、第5講「段位認定講習会」、第6講「そば道段位認定制度について」第7講「五段位認定会一次審査説明」と進み内容の詰まった1日が終了しました。